2017年9月18日月曜日

sono1

今やエコバッグは、生活の必需品のような存在になっている。

エコバッグ本来の存在価値とは異なった方向で、

「手軽なカバン」としての価値を持つようになった。

我が家でも、クローゼットを開けると、S字管に束になって

ぶら下がっている。

ほんの少し買い物に出るときや、子供とちょっと

そこまで遊びに行く時など。

最も活躍するのは旅行の時。

着替えをたくさん入れたり、レジャーグッズやお土産を入れたり。

着た後の洗濯ものを入れたりもする。

旅行に出るときは、家族全員分でエコバッグを大小10個は持って出る。

それだけ使うエコバッグも、もらったはいいが全く使わないものもある。

やっぱり使いたいと思うものしか使わないものだ。

今回再入荷をした、「sono」の sono1は、そんなエコバッグのような

感覚で使える、革の鞄をイメージして作っていただいた。





















sono(その)

「sono1」タテ型 ¥12,000+tax

革と言えば、牛革が最もメジャーな素材ではあるが、

こちらは、東京の下町で鞣される豚革だ。

先代が25年も前に、世の中がクロム鞣し主流の中、

こだわって始めたのが天然の植物タンニン鞣し。


















ヨコ型 ¥12,000+tax

変色が起こりやすいという性質が、

一般的にはデメリットとされるのだが、

それを味わいとしてとらえたときに、

悪い点が全く見当たらない。

スリッパで立証済みの抜群の通気性。

そして、今回の企画に欠かせない、布より軽いのでは?

そう感じるほどの圧倒的な軽さ。





















今回は、グレーとブラックの2色展開です。

ブラックは、艶を増すような変化が起こるほどで、

変色はしませんが、グレーのほうは、なかなかの変色ぶり。

こちらが僕が約1年ほど使用しているもの。





















何と言ったらいいのでしょう。

わずかにピンクがかったベージュでしょうか。





















しかもこの変化は、すぐに起こります。

使い始めて、3週間ほどでこの程度のベージュになり、

そこからは、じわじわとした変色をしていきます。





















わざと傷のあるものを選んでいるため、

傷の部分が浮かび上がるように変化します。

馴染んでくると、とても柔らかく、

小さくたたんで旅行に持ち歩くのにも重宝します。





















また今回から、本体にあった刻印は生産に支障を

きたすことからなくすこととし、

ブランドタグ代わりのレザーリボンに、「sono」の

刻印を施しました。





















こちらはブラックのヨコ型で、妻の私物ですが、

グレーのような大きな変色は見られません。

こちらで、ちょうど半年使用しています。








































腕にかけても良く使います。




























中にポケットなどはなく、今回はシンプルな

エコバッグのようなイメージで作りました。















口には、小さなマグネットがあり、

パチッと留められるようになっています。





















こちらは、タテ型です。

少しだけ、タテ型のほうが大きめです。




















タテ型は、男性にもお勧めです。





















タテ型で注意したのは、僕が持っても

底面が擦らないこと。















ヨコ型のグレー。

ヨコ型は女性だけに。

ハンドバッグのようなエコバッグ。








































着飾るよりも、本人に寄り添うような

お洋服が良いと考えます。

「生活に寄り添うお洋服=シンプルなお洋服」

という考えではなく、

いろいろなものを目にしたり、着たりして、

少しづつ、寄り添う服が見つかればいいと思っています。

最初からシンプルなものに限定する必要はありません。

アナベルのセレクトやスタイルは、そのような考えが

根底にあって成立しています。

「sono」のかばんは、そんなアナベルのスタイルを前提に、

わがままを言って作っていただいているブランドです。


詳しくは、こちらのブログもご覧ください。

sono