2016年9月5日月曜日

少しノスタルジック

僕が育った家の隣は、縫製工場だった。

日常的にミシン場へ侵入し、よく遊んでいた。

縫子さんの奏でるミシンの音は心地よく、迫力がある。

物書きだった父は、よく言っていた。

「これからは、中国が大きな力を持ってきて、

日本の産業はどうなるか。」

「自給自足のできる国になったらいいな。」

ミシンの音を思い出すと、30年以上前の懐かしい

記憶がよみがえる。

ミシンの音が聞こえてきそうなブラウスです。





















maison de soil

刺繍ブラウス ¥20,000 + tax

ホワイト















胸の刺繍は、インドに残る手仕事の一つである、

手ぶりのミシン刺繍だ。

刺繍用のコンピューターミシンではなく、

洋服を振り回しながらミシンを踏む。

凹凸が力強い。





















ボルドー















クローゼットを開けるたびに手に取ってしまうそうな

美しい手ぶりの刺繍。





















後ろボタンのデザインが良く似合うブラウスだ。





















ボタンは、maison de soil ではおなじみの

くるみボタン。

幼少のころまでは、モテたと豪語する妻に着てもらいます。















FACTORY のサルエルパンツにホワイト。

くるっと丸いバンドカラーが潔く、素敵です。















様々なボトムスに合わせやすそうだが、

ボトムスによって、その個性は決定しそう。

デニムに合わせてもかっこよさそうです。















ボルドーは、なんでも受け止めてくれる、

ARTEPORVERA の加工チノでスタイリング。















ボルドーは、少しオリエンタルな雰囲気が増して見える。

白、生成り、グレー系がボトムスの愛称はよさそうです。


見れば見るほどに、インドの手仕事に感心しつつ、

ミシンの音を想像しては、子供のころの記憶がよみがえる。

少しノスタルジックなブラウスです。