2012年6月29日金曜日

夏の相棒

僕が毎年夏になると最低1足は購入する靴がある。

エスパドリーユ。

ただし、気に入ったものと出会えず・・ここ数年買っていなかった。

なんか、やたらとロングノーズだったり。

やたらとスクエアだったり。

やたらとスリップオンばかりだったり。

当然、お店で扱いたいとは思っていたが、僕の好きな形がなければ

あきらめるつもりでいた。

そして出会ったのがこれ。


















素材も昔ながらのキャンバス地。

形もこの上なく普通。

ただ、紐が少しだけかわっている。

娘が・・「パパは男の子なのになんでリボンのついた靴はいてるの?」

子供にはこの靴ひもがリボンに見えるらしい。

たしかに・・・。

PRODISO(プロディソ)というフランスのブランド。

スペインとの国境付近、ピレネー山脈のふもとで作られている。

スペインとフランスの国境付近では伝統的な履きもので、

日本人が浴衣に草履を履く感覚で夏はエスパドを履く。

1足1足がすべて職人さんの手仕事から生まれる。



















ソールは麻の紐を編みこんで作られている。

スペインとフランスの国境付近、バスクがこの靴の発祥の地。

もともとは夏用のルームシューズだったが、いつの間にかアウトソールの

付いた外ばき用が作られるようになったらしい。

なんか、ファッション性のある「道具」のようで・・

僕はこういうものが好き。

履きこなしについては、ショッピングページをご参照ください。