2017年10月21日土曜日

可愛いが止まらない

人間の記憶というものは曖昧で、

記憶する量にははなはだ限界を感じます。

毎シーズン200種類ほどのお洋服を仕入れするわけですが、

ほとんど毎回のようにカメラを持たずに出かける私は、

たまに妻のスマフォを借りて、撮影する。

記憶より記録です。

しかしありがたいことに、我々がお付き合いをしている

デザイナーが作るお洋服は、忘れかけていた記憶を

大きく上回る素敵な面持ちで納品されてくるのです。

箱を開けて、ハンガーを手に取ってビニールを外し、

毎回、「わーーー。」って、密かに感じるのです。





















susuri

グラフトハイネックワンピース

beige ¥42,000+tax















身生地は、コットンとリネンとウールの混ざり合った、

起毛感のある柔らかい素材です。

秋冬のワンピースとしては、真冬まで着ていただくのに、

ちょうどいい素材感。





















なんといっても特徴的なのは、

手横編み機で起こした、凹凸感のあるニット部分。

ざっくりとしたテクスチャーからは、

優しさと、凛とした美しい強さを感じ得る。















見た瞬間に心を奪われた僕の横で、

自分の欲しいモノしかほぼ記憶にない妻が、

物欲し気な顔つきで眺めていた。





















タイツにヒールサボでかわいい。















少し長めのAラインで、かわいい。。















カバンを前で持ったりして、、

かわいい。















ニットとの切り替え部分の穏やかなギャザーが、

かわいい。















上からダウンなど着てみても、

かわいい。















ヨコから見ても、

かわいい。





















チャコールのようなネイビーが、

かわいい。















袖口の少し長いリブも、

かわいい。















少し高めの切り替え位置も、

かわいい。















上からWOOL のオーバーコートも、

かわいい。


展示会で、かわいいを連呼しながら、

鏡の前で色をあてて、どちらの色がいいかを真剣に悩む。


秋雨と台風が同時進行する10月中旬。

今年の冬は長そうだ。

真冬にも確実に活躍するワンピースとして、とてもお勧めです。

着たら気分が上がって、きっとかわいいが止まらない。






2017年10月17日火曜日

アルテポーヴェラ

きちっとしたトラディショナルなジャケットも

素敵だが、なんだか感覚的な何と呼ぶべきなのか

あいまいなモノもいい。

これが気に入った日には、ジャケ買いして大当たりした

レコードのように嬉しいはず。

山積みになった古着を自らの手でリメイクすることから

ブランドをスタートさせた、ARTEPOVERA のデザイナー、

鹿野さんは、きっと自分の手を動かして動かして得た、

理屈ではない染みついた感覚のようなものを大切にすることで、

ブランド全体の不思議なムードを作り上げるのでしょう。





















ARTEPOVERA(アルテポーヴェラ)

Linen ×Cotton MIX ジャケット

¥19,000 +tax

black

4素材使っているため、はっきりとした黒というよりは、

色あせた雰囲気のブラックも混ざり合う、スミクロのような雰囲気。

ブランド名のARTEPOVERA は、1960年台にイタリアの若い芸術家を

中心に起こった、芸術運動の名前からとったものだそうだ。

鹿野さんは、その芸術運動にとても共感を覚え、影響を受けている。





















袖はややしっかりとしたコットン裏毛を

使ってるため、袖をまくるとフォワフォワした

裏毛部分が見えてくる。















前身頃はリネンヘリンボーンの布地で、裏が少し起毛している。





















前身頃の見返しがそのままラペルになって、

上衿も見返し布と同様のものを使っている。

こちらはリネンの高密度な平織素材だ。















背面の布地はコットンの高密度な素材で、

あとからブラックで染めることで、それぞれの

染まり方が微妙に異なって面白い。

少し男性的な発想の洋服が多い同ブランドだが、

アナベルの他の洋服ともすこぶる相性がいい。





















先日、「暮らしとおしゃれの編集室」でも

ご紹介したスタイリング。

susuri のチンカラーシャツの上に羽織る。















そう、なんだかカーディガンを羽織る感覚で

着られてしまう。















「襟の返り点がどうのこうの・・・」

そんなの関係ない。

着た人になじんでどうとでもなるようになる。

そんな感じ。





















さりげなくワンピースなんかに

取り入れてもいいのです。















着丈のバランスだけ見てあげれば、

どんなデザインのワンピースにも取り入れていける。















ちなみに今回下に着たワンピースはこんなデザイン。

ガーゼのブランドao さんのコラボシリーズの、

クラシックなデザインのワンピース。















セットでほしいくらい良く似合う。















巻物も楽しみつつ、コートを着るまでの2か月間、

いろいろな洋服に羽織る感覚で着てほしい。

もちろん、オーバーコートをお持ちの方は、

そのまま上からコートを着てかっこいい。

素材はコットンリネンなので、多少の起毛感はあるが、

春にも十分に活躍する風合いだ。


ヨレっとした雰囲気がかっこいいお洋服。

わざとらしくならないように、そんなお洋服を作るのは、

とても難しいことだと思うのですが、

ARTEPOVERA の鹿野さんは、それがとても得意なデザイナー。

ひょうひょうとした、寡黙な男性のデザイナー。

古着を知つくした彼が、肩の力を抜いて作った洋服は、

かしこまらず、ひょうひょうと着てほしい。

とてもおしゃれな気分になれるはず。




2017年10月15日日曜日

10月入荷情報

10月15日

・annabelleオリジナル「ETTO COAT(越冬コート)」が1年ぶりに復活です。

 今の気分をわずかに入れて、リニューアルしています。

・FACTORY より、キャメルの裾カーブセーターが入荷です。

・FACTORY より、キャメルのロールネックセーターが入荷です。

・FACTORY より、タムタムヤーンVネックセーターが入荷です。
 ※別注シリーズはもう少々お待ちください。

・スコットランドの老舗ニットメーカーより、Nor Easterly の

 ソフトシェットランドセーターの定番ボートネックとモックネックが入荷です。

 鮮やかなイエローや、優しいピンクが新鮮です。

・ARTEPOVERA より、リメイクコートが入荷しています。

・ARTEPOVERA より、リメイクスカートが入荷しています。

・ARTEPOVERA より、リメイクのメルトンブルゾンが入荷です。

・NO CONTROL AIR より、重ね着が楽しいワンピースの入荷です。

・FIRMUM より、WOOL グレンチェックのロングコートが入荷です。


ニットやコートの入荷で格段と秋冬の雰囲気が増しております。

ぜひ、皆様のご来店をお待ち申し上げます。


10月12日

susuri 、パストラルワンピースが入荷しています。

・TRAVAIL MANUEL より、ストレッチコーデュロイのパンツが入荷です。

・ARTEPOVERA より、ウィンターリネンの起毛感あるシリーズより、

 バルーンブラウス、ワンピース、ヘンリーネックブラウスが入荷です。

・R.U. より、サイズ欠けしていた、JILLが入荷しました。


10月5日

ゴーシュ入荷、ダウンコートとダウンショートブルゾンを


 店頭に出しております。申し訳ありませんが、ロングのグレーが完売しました。

・FIRMUMより、WOOL のタートルチュニックが入荷しました。

・HTS より、ビッグサイズのWOOL のステンカラーコートが入荷しています。

・ITOI collection by YURI PARK より、カシミアのVネックとタートルが入荷です。


10月1日

・maison de soil より、コットンシルクのプリントスカートが入荷です。

・susuri より、ヘムレンワンピースが入荷しました。

・susuri より、ドナーブラウスが入荷しました。

・susuri より、グラフトハイネックワンピースが入荷しました。

・susuri より、ボア―パンツが入荷しました。

・susuri より、ジュディセーターが入荷しました。

・YARNZ より、軽くて温かいカシミアストールが入荷しました。

2017年10月14日土曜日

暮らしとおしゃれの編集室















暮らしとおしゃれの編集室」第41回目の

連載ブログが更新されました。

いよいよ重ね着の季節です。

ちょっと羽織ったり。

ちょっと巻いたり。

ぜひご一読ください。


annabelle


2017年10月12日木曜日

ショートアレンジ

「まいったなー。」

今シーズンのゴーシュの展示会で、

幅をきかせてラックを占拠していたダウンを見て、

正直な感想は、「まいった。」

素敵なダウンのアウターで2種類もある。

どちらかに絞るかどうか、、

かなり頭を絞った挙句、こういうことを

一番聞いてはいけない妻にまで聞く始末。

結局、スタイリングを想像しまくって、

ショートダウンもセレクトした。





















ゴーシュ

ダウンブルゾン ¥68,000+tax

なぜそんなに迷ったか?

それはこちらのブルゾンタイプの着丈が原因でした。

ショートというには、少し長めなのです。

なんとなく、おしりが半分近く隠れるような。

これが完全にショートだったら、たぶんセレクトしなかった。

そのくらい、絶妙な着丈に感じたのです。





















ARTEPOVERA のリメイクスカートに合わせて、

ベージュをオーソドックスに。















カーキとベージュの色合わせ。

いつの時代も色あせない、大好きな色合わせ。















そして注目の着丈。

ショートと呼ぶにはちょっと長いこの着丈。

きっとダウンでない洋服なら、僕はセレクトしない着丈。

ダウンのボリュームに対して、とても絶妙に感じます。





















構造はロングと同じリバーシブル。

こちらも胸ポケットが光ります。





















リメイクスカートとダイヤキルトの

組み合わせもかっこいい。















ちなみにインナーはこんな具合。

メリノの最高ランク、スーパーエクストラファインメリノを

使用した、Tシャツでお馴染みのFABRIQUE のタートルセーター。

薄くても温かい。そしてスルスルの心地よさ。





















TRAVAIL MANUEL の2タックワイドパンツに

グレー。

ロングでは一番人気だったグレー。

少しカーキ入った秋冬らしいいいグレーです。















R.U. のAnon と合わせて、メンズライクに。















155cmの妻で、ワイドパンツと合わせても

なかなかのいいバランス。















ダイヤキルト側は、逆開ファスナーを生かして、

裾部分を少し開けています。

太さに応じて逆開ファスナーを使ってもいいと思います。















ダイヤキルト側のグレーは、表のキャンバス生地と

比べると、少し明るめでスポーティーな印象も感じます。





















TRAVAIL MANUEL のイージーデニムの

グレーに合わせてネイビー。















インナーにきれいなイエローをのぞかせて、

鉄板のカラーコーディネート。

寒空も爽やかに感じます。















一般的なズボンで見ていただくと、

着丈の感じがわかりやすいかと思います。















ダイヤキルト側はこちらも少しスポーティーで

さらに爽やかな感じです。





















この日の最高気温は28度。

高反発の高級ダウンの威力をまざまざと

感じる妻でした。





















ブラックはワンピースにコーディネート。

ここで、ロングにはないアレンジを。

スカートやワンピースのボリュームや

シルエットに合わせて上だけスナップを使って閉じてみる。















ワンピースのシルエットを変えることなく、

羽織のような感覚でダウンを着る。















ワンピースのポケットに手も入る。















今度は下をしっかり閉じてみる。

ワンピースがスカートのように見て取れて、

これはこれで素敵だと思う。





















キルト側で着た時に、ベージュとブラックは

あまりスポーティーさを感じない気がします。

靴はAUTTAA のヒールを合わせているのですが、

全く違和感がありません。















今回はロングのお問い合わせが多く、

すぐに完売してしまいましたが、ショートには

ショートの良さがある。















ショートの特徴を生かした、ちょっとしたアレンジを

楽しんで着ていただけますと幸いです。

今回の4色は、どの色もスタイリングはしやすく、

逆に迷うお客様も多いようです。

今回ご紹介した様々なスタイリングを、

頭の中で色を変えたりして想像してみてください。

ちょっとした脳トレになるかもしれません。


ちなみに、下に着ているワンピースは、

今シーズンおすすめのワンピースに一つ、、

すごく素敵なsusuri のワンピース。